地震が発生した際の我々の対応を書かせて頂きました。
それでは、台風の場合はどうでしょうか?
ニュースで「大型の台風が接近しています」と流れると、多くの方は窓やベランダの対策を始めます。
一方、私たちエレベーターメンテナンス会社も、台風が来る前から動き始めています。地震と違い、「近畿、大阪へ向かっています」と予想進路が明らかになるのと並行して対応準備を進めています。
我々エレベーターメンテナンス会社にとって台風対応は、「上陸してから」では遅いのです。
まず営業担当は、気象情報から風や雨量の状況を確認しながら、管理会社さまや建物オーナーさまへの情報提供と現状のヒアリングを行います。
地下ピットへの浸水が懸念される建物はないか。
過去に雨漏りが発生した機械室はないか。
河川の近くや低地にある建物はないか。
過去のトラブル履歴も踏まえながら、注意が必要な建物を洗い出します。
必要に応じて、「大雨が予想されていますので、異常があれば早めにご連絡ください」といった事前のご案内を行うことや、「水の侵入を確認してください」であるとか「土のうの準備をしてください」など対応をお願いすることも少なくありません。
一方、現場のエレベーターメンテナンス技術員も事前準備を進めます。
工具や測定器の点検。
非常用資材の確認。
長靴や雨具、照明器具の準備。
停電時にも対応できるよう、必要な装備を整えます。
また、過去に浸水や雨漏りが発生した建物については、優先的に状況を確認することもあります。「何も起こらなければ、それが一番。」そんな思いで備えるのが、台風対応です。
そして台風が接近すると、問い合わせが増え始めます。
「エレベーターは止めた方がいいですか?」
「停電したらどうなりますか?」
「地下が冠水したら使えますか?」
こうしたお問い合わせに対し、営業担当は現場にいるメンテナンス技術員と情報を共有しながら、状況に応じた各所に案内をしていきます。故障のリスクに備えて、必要になるかもしれない部品の供給状況、在庫状況などをメーカーや部品供給企業、場合によっては同業者にも確認を取っていきます。
お客様に安心していただくことも、大切な仕事の一つです。
台風で最も警戒するのは、「水」です。エレベーターは水に非常に弱い設備です。
地下ピットへの浸水。
機械室への雨漏り。
制御盤への漏水。
これらは設備停止だけでなく、感電や機器損傷につながる恐れがあります。だからこそ、私たちは設備ごとの仕様を把握し、それぞれに応じた対応を考えています。
台風が通過した後は、現場の技術員が優先順位を付けて点検を開始します。
浸水はないか。
異常音はないか。
機械室へ雨水が入っていないか。
昇降路やピットに問題はないか。
安全が確認できて初めて、通常運転へ戻します。
「動くから大丈夫」ではなく、「安全だから運転する」。この考え方は、災害時ほど重要になります。
私たちは、「前回大丈夫だったから今回も大丈夫」とは考えません。自然を甘く見ず、設備を過信せず、一つひとつの建物と向き合う。
それがエレベーターメンテナンス会社の災害対応です。
堺市・岸和田市・和泉市など南大阪のメンテ・緊急対応はお任せください。
エレベーター総合管理株式会社は、堺市を中心に岸和田市や和泉市など、南大阪エリアに密着してエレベーターの保守・点検・修理を行っております。緊急時、60分以内に駆けつけられる体制を維持するため、対応エリアを限定して質の高いサービスを提供しています。
堺市周辺でエレベーターの安全対策やメンテナンスにお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
TEL:072-294-6355
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