最近、エレベーター関連で「人間が落下した」という事故を耳にすることが
非常に増えました。
しかも、我々保守に関わる人間からしたら、あり得ない状態での事故です。
エレベーターは東京で起こった事故を契機として安全基準が非常に上がり
ました。
安全性の確保を最優先事項とした結果、メーカーは一定期間を経過した機種の
部品供給停止を謳い、エレベーターの更新を所有者や管理者に勧めています。
勿論この風潮は安全を確保するという見地からは非常に大切なことですので
ある程度の準備、心づもりは不可欠です。
ただ大切なのは、「本当に今なのか?」を判断することだと思います。
エレベーターに限らず、スマホもパソコンでも「代替部品がないので、故障したら
修理より買い替えがいい」ということは、みなさま実感としてあるでしょう。
我々は地元大阪を愛し、どの産業も長く続いて欲しいと思っています。
その中で、エレベーター、昇降機が適切に使用されていくことを願っています。
改修が適切なのか、部品取替などで延命をしていけるのか、お客さまの視点に
立ったうえでプロフェッショナルの提案をしてまいります。
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