先日、NHKが放送していた「茜雲のさきに〜御巣鷹に集う遺族たち 40年の軌跡〜」という番組を視聴しました。
内容は、「日航ジャンボ機墜落事故から40年。悲劇の事故は日本の事故調査・被害者支援を大きく変える出来事でもあった。
その中心を担ったの遺族が、他の遺族とともに長い年月をかけて企業側と対峙、事故調査に遺族の視点を取り入れるなど一石を
投じた。その取り組みは他の事故・災害の遺族たちの道しるべとなっている。命を守る取り組みをどう受け継いでいくのか、
模索する遺族たちの姿を見つめる。」
というものでした。わたしもすでに物心がついていたので、事故の衝撃は今も色あせず心に刻み込まれています。
今日お話したいのは、御巣鷹山に慰霊登山をしている方々の中に、2006年に起こったエレベーター事故の遺族の方もいらした
ことでした。
命の重さに優劣も無いし、犠牲になった方の数に順列もつきません。
エレベーターは人間の生活の中に深く関わっている機器のひとつです。
利用する方が安全・安心の上で乗降して頂けるよう、オーナーさま、管理会社さま、メーカー、保守会社が適正な点検をする
ことが不可欠だと思っています。
われわれも、そんな志をもって点検に出掛けております。
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